製品概要#
Apache RocketMQ は、軽量なデータ処理プラットフォームおよびメッセージングエンジンで、アメリカの Apache Foundation によって開発されました。
脆弱性の概要#
Apache RocketMQ 5.1.0 およびそれ以前のバージョンには、コードインジェクションの脆弱性が存在します。この脆弱性は、リモートコマンド実行の脆弱性に起因しており、攻撃者はこの脆弱性を利用して、更新構成機能を使用してシステムユーザーとしてコマンドを実行することができます。
影響範囲#
<5.1.0
脆弱性の再現#
環境のセットアップ:
docker pull apache/rocketmq:4.9.4
# ネームサーバーの起動
docker run -d --name rmqnamesrv -p 9876:9876 apache/rocketmq:4.9.4 sh mqnamesrv
# ブローカーの起動
docker run -d --name rmqbroker --link rmqnamesrv:namesrv -e "NAMESRV_ADDR=namesrv:9876" -p 10909:10909 -p 10911:10911 -p 10912:10912 apache/rocketmq:4.9.4 sh mqbroker -c /home/rocketmq/rocketmq-4.9.4/conf/broker.conf
スクリプトを使用して脆弱性の存在を確認する
シェルをバウンスさせる
nc でポート 1234 をリッスンする
修正の提案#
公式に修正措置が取られており、公式のパッチのダウンロード先は次のとおりです:https://lists.apache.org/thread/1s8j2c8kogthtpv3060yddk03zq0pxyp
参考#
GitHub - I5N0rth/CVE-2023-33246
GitHub - SuperZero/CVE-2023-33246: Apache RocketMQ 远程代码执行漏洞 (CVE-2023-33246) Exploit
GitHub - Le1a/CVE-2023-33246: Apache RocketMQ 远程代码执行漏洞 (CVE-2023-33246) Exploit